2008年8月5日火曜日

8月4日のドル円の振り返り

昨日のドル円は結局振り返ってみれば、上昇基調でした。

単純にチャートを振り返ってみると、Pから、R1を抜け、そこで少しもたつきましたが、R2にも抜け、そこでいったんR1まで戻した後、再びR2まで上昇して、その後保ちあいに移行。というところです。

私は朝の下落の動きにつられて、売りポジションを持ち、少し出かけていたこともあって含み損が出るまで損切りできず、ナンピンを一つ仕掛けて、一時の下落戻しで5000円ほどの利益を生みました。

ここで、ナンピンを手じまって、一目均衡表から見れば、転換線>基準線であり、雲の上であるという買いポジションの位置だったので、買いポジションに切り替えたのはよかったと思います。ここはなぜかズルズルと売りポジションを持ってしまって、反転した場合に、はまってしまうことが多かったからです。

このように、ナンピンしたとしても、一目均衡表の基準線・転換線・雲が、依然として逆を示している場合は、運よくトントン、もしくは利益になった時点で速やかに手じまって再起を期すのが正しいでしょう。

さて、買いポジションを持ったまではよかったのですが、これを少しの戻しで決済してしまいます。13800円の利益は出ましたが、あとから見ると、ここは悔やまれるところです。1日5万円という利益でいい、ということに引っ張られたのか、下落への予想のバイアスがかかったのか、今から振り返っても不可解です。ここで持ちこたえられれば、かなりトレーディングは楽になると思いました。

そして手じまったあと、ドル円は上昇して、R1も越えて、フィボナッチの123.6まで到達して、少し戻したりするのですが、そこで私はR1到達で高値は終わりと思ったのか、売りポジションを立てています。これもわからないことはありませんが、今となってみれば不可解です。一目均衡表の指標的にはまだ買いポジションの位置にあります。ここで売りポジションを持った背景を自己分析してみると、

 ドル円なのでせいぜいR1どまりという思い込みがあった。(ポンド円と比較して、ドル円は変動が少ない)
 私の傾向として、売りでの急落の快感が忘れられず、売りを持ちたがる
 5分足チャートを見て、その動きに惑わされた

こういった自分の傾向が、トレーディングで苦労する要因のようです。引き続き、見つめていきたいと思います。

そして、ここでおなじみのナンピンを、倍の40万通貨で入れましたが、再上昇したドル円は一直線にR2へ、含み損は、60万通貨の合計で10万円までいきました。ルールとしては損切りの時点です。しかし、そろそろ天井だと思った私は、80万通貨の再ナンピン。

ここは後の結果としては利益が出たトレードになりましたが、ここらあたりのルールはちゃんと明確にして、しかもちゃんと守るようにしていかないと、350万円損失の二の舞になってしまいます。

それはさておき、ありがたいことにR1付近まで急落したので、一気に含み益が出て、140万通貨合計で、30万円近くになりました。さらなるした抜けを期待しましたが、深夜0時になったこともあり、そこで、ナンピン分の120万通貨を手じまいして、27万円ほどの利益を出しました。

残りの20万通貨は、なんとなく下がる気配がしたので、そのままオーバーナイト。しかし結果としては、今の時点で5万円ほどの含み損になっています。

といったところが昨日のデモトレードの振り返りです。

ナンピンがきいて、かなりの利益にはなりましたが、常にトレンドの逆のポジションになって、ナンピンで綱渡りのトレーディングとなるのは、自分の傾向であり、これは変わっていないように思います。

引き続き、デモトレードで自分のスタイル、傾向を振り返りつつ、自信を深めていきます。

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