2008年5月21日水曜日

相場はどちらに転ぶかわからない

含み損をどうするか考えながら、今回の大負けトレードについて振り返ってみたいと思います。

まあ、プロのトレーダーから見たら、私がやったことは素人トレード以外の何物でもないでしょう。
ただ、今の自分の学びになるように振り返ってみたいと思います。

一番学んだのは、「上がるか下がるか、常にどちらの可能性もある」ということです。

今回は、どこかで下落するという強い思い込みがありました。

ひとつは、ポンド円の基調としては下落基調であること。
そして、つい先日、これはブレイクアウトだ!と思ったら、反転してやられた経験があり、レンジ相場が続くということ。

こんな思い込みを持って、その期待からどんどんとナンピン売りを仕掛けてしまったのです。

でも、いくらテクニカルがあっても、全体の基調があっても、この瞬間どちらに振れるかはわからない。

今回の急騰も日足チャートでみれば、ほんの少しの上げでしかない。もっと上がった可能性もあったし、これからもさらに上がる可能性もある。もちろん、下がる可能性もあるわけです。

相場は予想できない。

こういったことを書いた本があり、自分もそうだと思ってきましたが、本当のところでそれを納得していなかったのです。

相場は予想できない。だから、損切りを入れて、確実性を持ち込むことしかできない。

ストップを入れていない今は、何も頼るものがない、大海のなかであてもなく浮かんでいる漂流者の気分ですから。

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