ナンピンは厳禁。
こう相場では言われているが、私はけっこうやってきた。
そしていつも痛い目にあってきた。
3年前のカナダドル円の上げ相場での売り
先日のボンド円の上げ相場での売り
もう下がるだろう、もう下がるだろうということで、その際に損を少しでも早く取り返し、さらに利益を出すために、少し下げの気配が出ると売り増し、つまりナンピンをしてしまうのだ。
結局は、マージンコールに引っ掛かって、どちらも100万円以上の損となってしまった。
もう二度とやるまいと思っていたものの、また知らず知らずのうちにやっていた。
これが、豪ドル円とニュージーランドドル円のサヤ取りです。
このところ、豪ドルの急騰、そして、先ほどニュージーランドドルの急落がありました。
経済成長の差が反映しているのだとおもいますが、豪ドルとニュージーランドドルとの相関関係に大きな変化が起きています。
そこに、かなりのポジションのサヤ取りを取っていました。前提は豪ドルとニュージーランドドルの相関関係が基本的に変わらないというもの。ところが逆に逆に動いています。
昨晩も、配信サービスからさらなるサヤ取りの指示があり、どうしようか迷ったのですが、もう、これ以上豪ドルが上がることはないだろうと考えて、結局、ポジションを高くしてとりました。
そこでの、ニュージーランドドルの急落。
気がついてみれば、それぞれ9万通貨のポジションを持っています。豪ドル売り、ニュージーランドドル買いですが、どちらも相場の逆で損が膨らみ、含み損は合わせて15万円ほどにもなっていました。
AUD/NZDのチャートを見ると、かなりの高水準。もうこれ以上上がることはないだろうと、ポジションを積み増したくなりましたが、よく考えればこれはこれまで失敗してきたナンピンと同じ。とどまりました。
うーん。どうすればいいのでしょう?
相場が戻るのを落ち着いてみるしかないのでしょうか。
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