2008年6月4日水曜日

サヤ取りってどうよ?

先日からFXのサヤ取りシグナル有料配信サービスに基づいてポジションを持っている。

金額は少ないが確実そうに思えて、少しずつポジションを増やしてきた。

また、ほかの有料配信サービスでも、これまでの配信に加えてというか、代わってというか、サヤ取り(のような)シグナル配信サービスが始まった。

出だしがよかったので、ポジションサイズもだんだんと大きくしてきたが、がぜん疑問がわいている。

それは、「サヤ取りとかいっても、結局は普通のポジションを持つのと変わらない」ということです。

たとえば、豪ドル円を売って、NZドル円を買うというのはよくあるサヤ取りですが、これは、豪ドル/NZドルを売っているのと同じじゃないの? ということです。

ほかにも、USD/CHFと EUR/USDをどちらも買う(もしくはどちらも売る)といったポジションが持たれますが、これも、EUR/CHFを買うのと同じじゃないの?ということです。

同じようにも思えますが、通貨ごとで円換算で買う量が変わることなどで、全く同じともいえない気はします。

とはいえ、同じようなものであることは言えます。

確かに、豪ドルとNZドルは同じような動きをするといわれますし、実際そうですが、やはりAUD/NZDのチャートを見ると、かなり変動しています。

そして、実際、それが今朝の10時半に起こりました。
その時間にオーストラリアのGNPの発表があったのですが、予想以上だったことで豪ドルが急騰したのです。一方、NZドル円はほとんどあがりませんでした。結果的に。AUD/NZDは急騰し、AUDを売りから入っているサヤ取りのポジションは軒並み、含み損が増大しています。唯一、AUDを買いから入っているポジションを持っていたので、これは利益がとれました)。チャートを見る限り、元のレベルに戻るのは時間がかかりそうです。

同じように、EUR/CHFの相場もかなり変動しています。

二つの通貨のポジションを持つことと、それを合成した通貨のポジションを持つことと、どう違うのか? 筋道だって計算すればわかることなのでしょうが、まだやっていません。

とにかく、それが終わるまではポジションサイズを小さく(1万通貨まで落とす)して、様子をみていこうと思っています。

(負けない投資法といわれ、実際に負けのトレードが出ていないところが多いですが、損が出ている組み合わせは決済を先送りしているだけとも言えます。私が受けている配信サービスでも、通常の一つの通貨のポジションで考えれば「ナンピン」と思えるような、買い増し指示が出ています)

余裕ができたら、本などを読んで、ちゃんと研究したいです。

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