2008年8月3日日曜日

タートル流ポジションサイジング

『タートル流投資の魔術』で興味を特に引いたのは、ポジションサイジング。

「それは、ポジション・サイズを金額変動に基づいて調整することによって、ポジションの変動性を正規化するもの」

これは研究して、自分のトレーディングにも取り入れていきたいところです。

これは、「真の値幅の20日指数移動平均」のことで、現在ではATRがそれにあたるという。

これによって求められた金額変動が、アカウント、つまり口座総額の1%になるよう、ポジションサイズを決めるというものです。

ATRはMetatrader のカスタム指標として入っていたので、ポンド円の日足チャートでチェックしてみました。すると、今の時点では、1.9120と出ました。ちなみに、ここ半年で高かったのは4月はじめで、3.8ぐらいあります。現在の倍の値幅ですね。確かに、ここから考えて同じ通貨でもリスク量が倍になっているわけですから、これに基づいてポジションサイズを変動するのは理にかなっています。

たとえば、現在のATRを1.9として、口座を200万円とすると、1枚(1万通貨)での変動は1万9000円。口座の1%は2万円ということで、適正なポジションサイズは1枚ということになりますね。

うーん。ただ、1枚だと1日せいぜい1万円の利益がいいところで、生活は厳しいです。。

ドル円でみてみると、ATRは1.1200 1枚での変動は1万1000円。口座の1%の2万円を割ると、適正なポジションサイズは2枚ということになります。

口座の1%という基準を採用するかはさておき、ポンド円とドル円の相対的なポジションサイズは、このATRを用いることによって、明確に決められると思いますし、ATRの変動に応じてポジションサイズを決めることも、リスクコントロールの質を向上させるように思います。

タートル流「資金管理」とは?

引き続き、『タートル流投資の魔術』(徳間書店)から。(これまでの書き込みで、書名が間違っていました)

資金管理とは?

「大きく賭けすぎて有利なトレンドが来る前に資金を使い果たさないよう、リスクを制御すること」


この本はトレンドフォローの本なので、「有利なトレンドが来る前に」というのは特に強調されるところです。ほんと、資金を使い果たさない、相場に残り続けることの大事さを感じています。

「いくら買い、いくら売るかは、トレーディングの最も重要な側面だといえる」

このポジションサイズの重要性は最近ひしひしと感じます。最初は、売買ポイントのルールを探しがちですが、それよりもこちらのほうが大事なのかもと私も思います。

この後に耳に痛い記述が


「ほどんどの新米トレーダーは、それぞれの取引をあまりに大きなリスクにさらし、たとえ他の点では有効なトレーディング・スタイルを持っていたとしても、破産する可能性を大幅に高めてしまう」


ドル円で口座残高500万円ほどで、720万通貨ものポジションを先週取っていた私は、さしずめ典型的な「新米トレーダー」ですね。結果的に720万通貨になったとはいえ、最初から80万通貨ですから。

ちなみに、1ドル=100円とすると、8000万円のポジションをいきなりとり、最終的には7億2000万円ものポジションを取っていた格好になります。

欲張らないことですね

ポンド円・15分足・一目均衡表のチャートチェックを続けていますが、こうやってできあがったチャートを見ていると、儲からないのが不思議に思えてきます。ただ、これは先が見えているからポジションもそれに合わせてとれるからですし、ナンピンもそれに合わせてとれるからです。

これで甘い希望を持つとろくなことがないので、リアルマネー口座はおいておいて、今月はとにかくデモ口座での取引に専念します。

ただ、チャートを見て思うのは、欲張らなければ勝てるのではないか。ということです。

10万通貨のポジションで、1日5万円の利益を目指すのであれば、ポンド円で50PIPSの変動。
これならなんとかなるのではないでしょうか。それも1取引ではなく、2万5千円ずつ2回と考えれば、なんとかなると思います。

ドル円ではありますが、80万通貨からはじめ、最終的には720万通貨までポジションを膨らませて、大損失をこうむった経験から、10万通貨からはじめて、計画的トレードを行えばなんとかなるのではと思えてしまいます。

まあ、来週からのデモ口座での取引に期待。

急落のあとの戻しは、ローソク足の転換線越えが目安

ポンド円をみていると、急落したあとに急騰することがよくあります。その逆もしかりですが、もちろん、急落や急騰の途中でもしばしの保ちあいがあり、そこで反転だと勘違いすると深い傷を負います。

こうならずに、しかも反転で利益を得るためには、ローソク足が転換線を超えるまで待つというところかなあと思います。ローソク足が転換線を超えるというのも、まだ曖昧な表現で、終値が超えるといったほうが正確でしょう。

何十年かに一度の価格ショック

『タートルズの秘密』を昨晩から読んでいます。

これは以前に読んだことがありますが、あまりピンとこなかった印象があります。

それが、先週の350万円の損失経験を経た後では、ガンガンとしみてきます。ここに書いてあることは本当そのとおり! 新米トレーダーはぜひ読むべき! とアマゾンで10こ星をつけたいほどです。

その中で、「価格ショック」というのが出てきます。これは突発的な事件などによる、急速な価格変動のことです。ロシアショック、ブラックマンデー、9・11などがあるでしょう。

こういった事態はめったにおこりませんが、一度起こると、これまでの何年、何十年という儲けを一気に吹っ飛ばす危険性があります。この事態に陥らないためには、オーバーポジションになっていないこと。また、オプションの売りなども、今やっていますが、恐ろしいですね。

雲の薄いところは要注意

今、過去のチャートを見ながら。15分足・一目均衡表・ポンド円の検証を行っています。

先週の350万円の損失のときもそうですが、トレンドが起きているのに、逆ポジションを持っている、しかもその中でナンピンをかけ続けているのが一番怖いですね。

多くの場合、相場はレンジなので、ナンピンで逃げ切れますが、急落や急騰からトレンドが発生したときはナンピンでは逃げられず、傷を深めてしまう結果になります。まして、先週のように、そこでなんとかなるという安易な希望を持っていると、とんでもない結果になります。

チャートを見ていて、特に雲が薄いところは要注意だと思いました。上に上げたと思ったら、逆に急落という場面があります。こういったところはだましあいの世界だと思うので、注意をしつつポジションを取っていきたいところです。

冷静さが一番ですね。

常に一目均衡表における位置に意識を向ける

15分足・一目均衡表・ピボットでポンド円で1日5万円ずつ稼ぐことはできないか考えています。

あの350万円の損失前は、派手なナンピンを用いてとはいえ、月ベースで100万円稼いでいたわけですから(たった1か月ですが)、そこには自信を持ち、あの損失ばかりに気をとられて無用に自信をなくすことだけは避けたいと思っています。

また、100万円を稼いだときは、ある程度、一目均衡表に目を向けてエントリーやその後の戦略を考えていました。これを、より厳密にエントリー基準を設け、あらかじめエントリー後の行動(ナンピンも含め)考えておくことで、冷静に相場に対処できれば、月100万円を安定的に達成することも夢ではないと思っています。

また、ナンピンを組み込むにしても、トレンドが変わった時には、損切りをしっかりと行うので、今回のようなひどいドローダウンは避けられるでしょう。

エントリーにしても、損切りにしても大事なのは、今の相場が一目均衡表において、どの位置にあるかを把握して、常に意識することだと思っています。

具体的には、一目均衡表の雲の上にいるのか? 下にいるのか? 中にいるのか? また、すぐ先には雲がどのあたりにあって、上にいきそうなのか? 下にいきそうなのか? もぐりそうなのか?

それに加えて、転換線と基準線の位置関係。どちらが上にいるのか? また、それぞれの銭の向きはどうなっているのか? そして、ローソク足との関係は?

これをどんな状態のときにもちゃんと把握して、意識を向けておくことで、エントリーチャンスを逃さないほか、損切りも迅速に行えるでしょう。

これまで、エントリーのときは、一目均衡表についてある程度意識がいっていたように思います。しかし、いったんエントリーをしてしまうと、ポジションの含み益・含み損に一番意識が向き、次はピボットの位置程度だったと思います。少しは一目均衡表に意識が向いていても、ナンピンに苦しみ、なんとかトントンに戻ってくれという願いのなかでしか見ていなかったように思います。

ナンピンの位置だけでなく、損切りの位置も考えられればいいと思います。